娘との会話で気がついたこと〜心と身体の繋がり




中2の長女ラスカルと色々話をする。


ラスカル先日のコンクールにて


彼女は心の中に
ずーっと不安感があると。

インドにいるときは
心を許せる友だち(日本人もインド人も)
に囲まれて、はじめての海外でも
安定して暮らしていたのに、

バンコクにきてその安心感を
得られていないと。

それをずーっと誰にもちゃんとうまく
言えないまま、今に至っているそうだ。

そんな説明し難い不安感を
受け止められる友だちは、
なかなかいないので
言えないんだって。


この4月に
インド旅行に行ったのは、
彼女の不安感の解消のためが
メインだったが、

やはり旅行だけでなく、
ここバンコクで何かしないと
いけないみたいである…


ラスカルと話をするうちに
感じたことを覚え書きします。


インドからバンコクにスライドしたとき、
私自身、学んだことがあった。

それはズバリ!

「本当に感じていることを
自分で無視して、
頭だけで行動していると
無感動になる」
過去記事
↑2018年4月(来タイして4ヶ月)
この辺りに気がついた。
私このとき、「タイは暮らしやすい
はずだから、暮らしづらいインドより
暮らすのはラクなはず。だから
余裕で生活できるはずだ」
って、本当は生活を立て直したり
インドが恋しかったりしてしんどいのに
はずを優先させていた。
これ、全部無意識のうちにしてたんです。
バンコクから日本に本帰国したりとかも
こんな人多いんじゃないかなー?!
本当に感じたことを無視し続ける…
そんなことしたらどうなるかと言うと、
何もやる気が起きず、
風景や出来事が遠く感じ、
心が動かなくなるんです。
もっとひどくなると感情の代わりに
イライラが爆発するかもしれない。
身体は心(心臓)も含む、
思考もできる器官でできている。

「手が覚えて動く」
とか
「身体が勝手に動く」
という経験は皆さんありますよね。

身体も記憶力や思考力があるのです。


頭(脳)は考えることができて
プランは考えられるけど、
前述のように、自分に嘘もつける。

でもそのプランや嘘にそって
実際に行動する
(歩いたり食べたり喋ったりする)
のは身体である。

それで頭が上位で
身体は下位みたいに
考えがちだけど…  

実は同じように
臓器と筋肉でできた
「もの同士」なのです。


これを例えば会社に例えると、
分かりやすいかも。

頭は社長や幹部などの上層部の人々、
身体は現場にいる人々。

上層部がうまく機能してたらいいけど、
机上の空論でプランが
決定してしまった場合
現場が苦労することになる。

上層部に報告すると時間がかかるから
現場で処理することもある。
(熱っ!て手を引っ込める脊髄反射とか)

上層部も現場も、同じ人間で構成されてて
本当は対等である。上も下もない。
ただ役割が違うだけ。

それで大切なことは… 

上層部と現場の意見交換がよくできる、
風通しがいい
職場が良いんですよね。

頭と身体の関係も全く同じ。

上層部と現場が乖離(かいり)していくと
会社としてもたいへんよろしくない。


つまり…

私たちは、

身体の声を聞くこと

自分の心のうちをよく見つめることが

すっごく大事なんだ

ということなんだよねー。


多分、日本人社会に生きてる人なら
多かれ少なかれ
この乖離があると思います。

「顔で笑って心で泣いて」
みたいなのが
文化となるような日本だから。
ほかの国は
なくはないけど、
日本ほどじゃない
予感がする。

本当に無意識のレベルで
これ、私たち、毎日やってます。
だから時々身体に感謝して
労ってあげて、
寝不足になってないかな?
重い荷物持たせすぎてないかな?
無理してないかな?
手を当てて撫でてあげてほしい。
胸やお腹や痛いところに。
末端の足先のケアとかもいいかも。
そして心に聞いてあげてほしい。
無理してない?
何か抱えてない?
悲しみを抱えていたら
「悲しいんだね」って、
不安感が大きいなら
「不安なんだね」って
味わって、
寄り添ってあげてほしい。
泣いてもいい。
そして自分の身体に
感謝してあげてほしい。
「いつも頑張ってくれてありがとう」
「あなたのおかげで毎日生活できるよ」
って。
後半娘にこの話しようと思ったら
時間切れで、
下の子どもたちを寝かしつけて
私もうとうとしてしまい(いつも)
娘に言えなかったけど
(あかんやん)
起きたらまた伝えてあげよう。
そして手でいっぱい
触ってあげようと
思います。
しかし、
娘の不安感…
二カ国も違う国に来て
立ち位置掴めなくなってるのと、
思春期とが重なってるから
生まれたのかな。
いつか解消するんだろうか…。
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