インドのお化け

先日、英語のレッスンで、テキストの内容が
「怖い話」であった。
「先生、私は怖い話が嫌いです」
と言ったら、
「あら!私も嫌いよ。でも、私はお化けとか
そんなに怖くないのよ。
私のいとこが怖がりでね…」
と、体験談を始めた。
夜、教会から家までの暗い道を2人で歩いた
とき、「出る」と噂の曲がり角に
さしかかった。
いとこは黙って先生の後ろに下がった。

家に着いたとき「あなた怖かったんでしょ?!」というと、エヘヘと笑って「うん」
って言って、可笑しかったわ。
という話。微笑ましいが、
その後こんな話が続いた。
私の故郷は道に街灯とかがなくて、
月のない晩はホントに真っ暗なの。

私の家に行くまでの近道があって、
大きなサッカー場の真ん中を突っ切って、
フェンスの出口から出る、という道がある。

でも、時々その場所に夜行くと、 
出口がわからなくなる時があるの。
ぐるぐる2、3回そこを回って、
やっと出口が急に見つかるの。
えー。分かりにくい出口なんですか?
いいえ。いつもはすぐ見つかる。
でも、そのぐるぐる回っている時、
誰かが太鼓を叩く音がずっと聞こえるの。

トントントントントン…

みたいな。

その音が近くに来たり、
遠ざかったりするの。

こ、怖い!!何それ!!!


音が聞こえなくなると、出口が見つかるの。

私たちは、それを動物の仕業だと
言ったりしていたわ。
狸とか?狐とか??
日本にもそんな話あります! 
※ここで「化かされる」という
英語がわからず
playとかconfuse とかtrick とか
並べてみる。
正しくはなんだったのかな?
そう言えば、こんな話もあったわ…

村の男の人が、ある日突然家から消えたの。
森に行ってしまった形跡があったから、
村総出で探したの。
森はとても危険な場所だから。

そして深い谷間の川べりで見つかったの
だけど、本人はかすり傷をたくさん
作っていただけで、元気だった。

村の人が
「どうして突然森に行ったんだ?」
と聞いたら、

「綺麗な女の人が何人か、こちらに
いらっしゃい、と迎えに来てくれた。
だからついて行ったんだ」と。

その後、また同じようにいなくなったことが
あり、また村総出で探すと、今度はなんと
森に座り込んで、羊のフンを食べている 
ところを発見された。

顔を平手打ちにして、「起きろ!お前、
普通じゃないぞ!!」と叫ぶと、
彼はようやく正気を取り戻し、

「綺麗な女の人がまた迎えに来てくれて、
今お茶会を開いていたところなんだ」と。
ああ、それ、やっぱり日本にもそんな話
があります。道に迷った旅人が森で
一晩泊めてもらって、その家で出して
もらったご馳走を食べるのだけど、
朝眼が覚めると木の葉と泥団子だった、
結局それは狸の仕業だった、みたいな…
ていうか、私、インドにお化けって
いないと信じてました。(笑)
ええ?!いるわよー!!
なんでそんな風に思うの?!(笑)
だってインドの方がなんか明るいんだもん。
全世界で日本がお化けの怖さ一番だと思う。
先生が帰ってから思ったんだけど…
私の日本の話は全部「昔ばなし」であり、
先生の話はガチリアル
であった。

先生…
だから怖い話嫌いって最初に言ったのに!!
しばらく夜は早めに寝ることにします!!
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